婚活に必要な時間は人それぞれ。婚活を続けてるうちに行き詰まりを感じて「婚活は諦めた……」「もう婚活はやめようかな」「このまま続けても結婚できなさそう」と思ってしまう女性もいるようです。
しかし、結婚したいという気持ちがあるならば、婚活をやめたら幸せが遠のいてしまいますよね。「婚活を続けたくない」と感じたときは、ご自身の気持ちを深掘りして理由を明確にし、それに合った対策をすることが大切です。
今回の記事では「婚活をしてきたけれどもう諦めたい」と思ったとき、本当に婚活をやめる前に考えてほしいことを、理由別にご紹介します。
目次
やりたいことを優先したい女性の「婚活、諦めた」対策
現代の女性たちは、仕事や趣味、友人とのお付き合いなど忙しくも充実した毎日を過ごしています。婚活中、将来へのイメージを膨らませていくほど、結婚生活や育児によって、やりたいことができなくなりそう、と不安になる女性が多いようです。
時間は有限ですから、家族と一緒に過ごす=自由に使える時間が減るのは事実。しかし、夫や子どもの影響で新たにやりたいことが見つかることもあります。自分以外の人が変化を与えてくれることは、結婚生活の醍醐味です。
とはいえ、自分が本当に大事にしていることは失いたくないですよね。あなたが好きなものや、続けていきたいことを尊重してくれる男性を選んで結婚するのが幸せになるコツです。
「私はやりがいある仕事が好き」「旅行はリフレッシュのために絶対必要」など、譲れないことを明確にして、プロフィールやデートを通じてお相手に伝えましょう。
自分を変えたくない、相手に合わせるのが面倒な女性の「婚活、諦めた」対策
恋愛や結婚では、さまざまな場面でお相手との違いをすり合わせることが欠かせません。婚活でもその違いについて考えることが多く、結婚するのが嫌になってしまう、という女性が多いようです。年齢を重ねると生活スタイルが固まるものですし「私は今の暮らしが心地よいから変化したくない」と思うのは自然なことです。
しかし、「ずっとこのままで」とはいかないのが人生。自分自身や親、周囲の友人たちは年を取りますし、仕事もいつかは定年を迎えます。今後の変化を想定して、ずっとこのままで幸せでいられるのか、実家暮らしや一人暮らしでよいのかを考えてみましょう。
今が幸せであれば、将来像をイメージしにくいかもしれませんが、現在はSNSやブログなどで人生について発信する方も増えていますから、インターネット上で情報収集するのもひとつの手段です。
また、暮らしへのこだわりは、突き詰めて考えるとどうでもよいことだったり、変えてみたら案外快適なことがあったりします。婚活で出会った気になる男性の生活スタイルを少し真似してみるなど、日常に変化をつけてみるのもおすすめです。
婚活に疲れてしまった女性の「婚活、諦めた」対策
婚活では、自分のことをしっかり伝える前に、年齢や容姿など表面的な条件で判断されて「ナシ」判定をされることがありますし、「今後関わることがない女性だから」と雑な扱いをする男性もいます。そんなことが続けば、疲れてしまいますよね。婚活をやめたくなるのもしかたがないと感じます。
しかし、自分に合う男性と出会い、結婚できたら「婚活に苦労したけれどよかった」と思えるはず。ご自身の婚活を見直して出会いの質を高めましょう。これまで出会った男性の言動にとらわれて「年齢的に難しいのかも」「変な男性しかいなかった」などと落ち込む必要はありません。
見直し①自分の条件を整理する
条件を見直して「絶対に外せない理想」「どうでもよい、譲れること」を取捨選択して、男性とのマッチングやデートの基準を考えましょう。
見直し②婚活方法をもう一度考える
結婚相談所やマッチングアプリ、婚活パーティーなど、婚活の場を変えると集まる男性の傾向は変わります。マッチングアプリの種類によっても変わるので、自分に合ったものを調べてみましょう。
恋愛や結婚は、どんな人と出会えるかが全てですから、時間がかかることもあります。しかし、多くの女性が婚活疲れを乗り越えて、幸せをつかんでいるのも事実です。
そもそも「結婚・家庭=幸せ」に懐疑的な女性の「婚活、諦めた」対策
一般的に「結婚=幸せ」というイメージがありますが、友人夫婦の揉め事を見たことがある、自分自身が育った家庭に嫌な思い出がある、などの理由で、内心「結婚=幸せ」だと信じられない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
その不安を押さえつけて「それでも結婚はしなければ」「頑張れば幸せになれるはず」と思い込んでしまうと、無理して相手に合わせて疲れたり、お相手へのハードルが上がって出会えなかったり、その結果婚活を諦めたくなったり、ということが起こります。
このような場合は、実際に結婚している複数のカップルに、結婚生活の話を聞いてみることをおすすめします。結婚の良さや気をつけるべきこと、逆に妥協しても問題がないことを知り、結婚後の生活をリアルにイメージできるようになります。また、夫婦ごとに大事にしている価値観やスタイルがあり、違いがあることに気づけるはずです。
現在は、幸せの形が多様化しています。「子どもは欲しくない」「2拠点生活をしたい」など、一般的な家庭像と自分の理想がズレていると感じた場合も、「結婚はしたいけれど向いていない」とすぐに諦めるのではなく、その願望を明かした上で婚活してみましょう。少数派かもしれませんが、どこかに同じような考え方の男性はいるものです。
まとめ
ここまで、婚活を諦めたくなった時に考えるべきことを紹介してきましたが、「やっぱり結婚しない」も人生の選択肢のひとつです。
しかし、婚活をやめることはいつでもできます。あとから「あのとき婚活を続けて、結婚できていれば…」という後悔はしたくないですよね。「自分の幸せとは何か」「理想の人生はどんなものか」をじっくり考えてみませんか?
今回は、4つのケースに分けて解説しましたが、共通して大切なのは自分なりの価値観について考えることです。ステレオタイプなイメージや思い込みにとらわれないことを心がけましょう。