キャリ婚から誕生したカップルのお二人に、運営元であるninoya六本木オフィスにお越しいただきました! 聞き手は、キャリ婚「恋の相談室」や婚活結社「魔女のサバト」でおなじみの川崎貴子(リントス株式会社代表)、そして金沢悦子(株式会社はぴきゃり代表)です。

金沢悦子(以下、金沢):この度は、ご入籍おめでとうございます!

O原・A藤:ありがとうございます!

川崎貴子(以下、川崎):本当に良かったですね。まずは自己紹介をお願いします。

O原:はい、いま40歳で営業の仕事をしているO原(仮名)です。

A藤:夫のA藤(仮名)です。エンジニアをしています。いま、36歳です。

 

ご入会のきっかけ

金沢:O原さんは、「*魔女のサバト」などでもよくお会いしているので、今回ご結婚すると聞いて本当に嬉しかったです。A藤さんは、どうしてキャリ婚に入会したのでしょう。
*魔女のサバト=黒魔女・川崎貴子と白魔女・金沢悦子が講師となる、女性のための会員制婚活塾。

A藤:僕は、Twitterでキャリ婚の存在を知ったのがきっかけです。川崎さんとライターのぱぷりこさんやアルテイシアさんが対談している記事を読みました。それで、どんなサービスなんだろうと気になって入会してみました。

対談記事:問:妖怪男はどうして捕食できるの? 答:彼らはトリュフを見つける豚だからです ぱぷりこ×川崎貴子対談(前編)
対談記事:「シータは空から降ってこないし、商社マンは落ちた本を拾わない」あなたが誘わず誰が誘うの? アルテイシア×川崎貴子対談(第1回)

金沢:婚活をしようと思っていた時期だったんですか?

A藤:そうですね。婚活と恋活をちょこちょことやっていた時期だったので、色々なサービスに登録してみようと思って、登録はかなり気軽にしました。

 

キャリ婚を利用してみて

川崎:A藤さんは、実際にキャリ婚に参加してみてどうでしたか?

A藤:他のサービスと違って、男性からアプローチしなければいけないわけではないから楽でした。登録して間もないうちから、3~4人の女性から連絡をいただいていました。

金沢:この話、O原さんが聞いても怒らない?

O原:怒りませんよー!(笑) 実は、そういう話は初めて会ったときに全部聞いているんです。

金沢:良かった! じゃあ、どんどん切り込んでいきましょうね!

 

メールのやり取り

A藤:O原さんから連絡をいただく前、他に2人の女性とやり取りしていました。その2人と関係を進めるか迷っていたときだったんです。O原さんは、LINEでやり取りをし始めたときから「話しやすいなあ」という印象が強かったです。

金沢:他のお2人とは、どんなところが違ったのでしょう。

A藤:特に2人目の方は人として魅力的な女性でしたが、メッセージのやり取りで感情が見えない感じでした。だから、いつこちらから関係を進めようとして良いかわからなかったんです。

その点、O原さんは僕のプロフィールをよく見てくれていて、文化的な趣味の話題を振ってきてくれた。興味関心や心遣いがわかりやすくて、話が弾みました。

川崎:とんとんと入籍するカップルはみんな「メッセージや会話が弾む」っておっしゃるんですよね。やっぱりテンポや雰囲気が合うって大事みたい。

 

プロフィールの印象と初めての電話

金沢:じゃあ、O原さんはA藤さんのプロフィールをかなりよく見ていらっしゃったんですね。

O原:A藤さんのプロフィールが、なんかすごい変わってたんですよ。自分で自分にインタビューする形式で「あなたの趣味は何ですか?」「僕の趣味は○○です」って一問一答していて。

あとは、好きなものが羅列してあって、例えば「お笑い芸人ではカズレーザーが好き」とか、かなり詳細に記入していました。

川崎:面白い……。

O原:でも、かなり驚いたことがあって。LINEでやり取りを始めたら「声を聞きたい」って言われて、割とすぐに電話をしたんですよ。

金沢:えー! 電話、どうでしたか?

O原:ずっと質問攻めされていて、初めて話したのにすごく長電話しました。その最中、なんか「カタカタカタカタ……」って音が聞こえると思ったら、A藤さんが私との会話のログを取ってたんです。

金沢:それは……、結構引く女性が多いんじゃないでしょうか。

A藤:まあ、そうですよね……。

O原:そこで「キモい!」と思ったら終わってたと思うんですけど、私はなぜか「面白い人だなあ」と思ったんですよ。それで結婚まで続いたから、結果的に良かったです。

 

話した印象と2人のコミュニケーション

金沢:A藤さんは、女性と会うまでに情報収集をしたいタイプだったのかな。

A藤:はい。相手のことを十分に知ったうえで会ったほうが良いと感じていました。それに、会う前にある程度コミュニケーションを取って心を開いていてもらわないと、いきなり会って心を開かせるって難しいじゃないですか。

金沢:メッセージ、LINE、電話と、お互いに心をオープンにするための段階を踏んでたってことですね。

川崎:真面目で素敵です。O原さんは、A藤さんのことをどう思っていたんですか?

O原:魔女のサバトで「自分の好みのタイプを3つまで絞る」というワークショップをしたことがあるんですけど、私はやっぱり顔が大事で。あとは、中身がおばちゃんっぽい人だと良いなと思ってたんです。

A藤さんと話していると、アルテイシアさんの本とか、30代の女性が好きそうなものが好きなんですよ。友達の婚活話をすると「もっと聞かせて」と、女子会並みに食いついてきて。話していて楽しかったし、真面目なところも印象が良くて好きでした。

 

お互いの価値観の話

川崎:お2人は、結婚前にかなりお互いの価値観のすり合わせをしてきたってことだよね。

O原:はい。発端は、A藤さんのプロフィールに「こどもがほしい」と書いてあったことでした。私はそのとき39歳だったので、年齢的に厳しいかもしれないと思って。付き合ってからも、何回もこどもをつくる、つくらないでケンカしました。

私はそこまでこどもがほしいと思っていなかったけど、A藤さんには「不妊治療前提で考えたい」と言われ……。悩んで、川崎さんに相談させていただいたときに「それは価値観の違いであって、愛情の差じゃないよ」と言われたことを覚えています。

金沢:30代前半でも妊娠できない人はできないし、私は40歳になったばっかりのときに妊娠したの。だから、トライすることは悪くないと思うよ。

A藤:世の中には、どんなにほしくても、どうしてもこどもがつくれないカップルもいるのはわかっています。でも、結果がどうあれ、そのチャレンジを一緒にできない人とは結婚を躊躇してしまうと思ったんです。

O原:センシティブな問題ですけど、話し合っているうちに彼がブライダルチェックに行ってきてくれて。「こどもほしい」って、相手の心身の負担も考えず気軽に言ってしまえる男性ってとても多いです。だから、彼が当事者としての誠実さを持っている人だってわかったことは、関係を続けるうえでとても良かった。

他にも衝突がないわけではありません。でも、川崎さんに言われたことを思い出して「愛情がないんじゃなくて、こういう人なんだ。価値観の差なんだ」と捉えて理解するように心がけています。

川崎:「愛が足りない」と思うと感情的になってしまうけれど、「価値観が違う」と考えられれば「じゃあそれにどんな対処をするか」と考えられますからね。お2人は、それを乗り越えようとすることができる素敵なカップルだと思います。

 

入会をご検討中の方へ

川崎:いま、キャリ婚に登録を考えてくださっている人がとても増えています。そういう方たちの背中を押すとしたら、どんな言葉をかけてあげたいですか。

A藤:新しい形のマッチングサービスだから、従来のやり方で婚活が上手くいってない男性が登録するのは良いことだと思います。

男性は費用もかかりませんし、異性に興味があって、結婚したいけれど相手がいないという人はぜひ。面談では、川崎さんや金沢さんとお話しできることもあります。いまバリバリ活躍なさっている経営者の方々と話せる貴重な機会ですよ。

O原:キャリ婚は、他のサービスと違って相手の価値観がはっきりとプロフィールに書かれているところが良いと思います。2択の質問もあるから回答は極端になってしまうんですけど、そのぶん相手の人となりやスタンスが明確にわかる。他のマッチングサービスで「この人は本当に結婚したいのかな」と一度でも不安になったことがある人は、キャリ婚でその不安を取り払って婚活してほしいです。

それから、興味があれば「魔女のサバト」もおすすめです。川崎さんや金沢さんのアドバイスがなければくじけていたと思う瞬間が私自身たくさんありました。お二人に直接悩みを聞いてもらえるだけでなく、一緒にサポートし合える仲間もできるのも心強かった。婚活って、孤独を感じたり自分に自信がなくなったりすることもあります。そういうときに支えてくれる場があるのは本当にありがたいです。

 

───O原さん、A藤さん、お話をお聞かせくださりありがとうございました。キャリ婚は、今後もお2人の幸せをお祈りしております!

 

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