Question
1人の方とマッチングしてお会いすることになったのですが、お相手の方がお店を予約せずに会おうとしています。
婚活目的で初めての人と会う、土曜日の夜、知らない街、ゆっくり話をしたい、これらの条件が揃ってお店の予約をしない心理が理解できません。
なじみのある街で予約なしならまだ理解できますが、知らない街。そこを指定したのはお相手のほうです。(なぜその街を指定したのかは時間がなくて聞けませんでした。)
私は人と食事するときは相手の好みや都合の良い場所を考慮してお店を探して事前予約、2軒目のお酒のお店とお茶のお店もリストアップしておく(お酒とお茶どちらの可能性もあるので)、くらいやります。
正直、会う前からテンション下がっているのですが、私がとるべき態度、やるべきこと等、アドバイスあればお願いします。
(※投稿内容を一部、読みやすいように編集させていただいております。)
Answer
私も相談者さんと同じように、「ちゃんと予約する派」です。そして、私の夫はびっくりするぐらい付き合い当初から「予約できない派」です。
そして、私も若い頃は漏れなく「男性がちゃんと店を予約する事」が好意と誠意の証だと信じていました。
ところが、社長の名刺を持つようになってから、「川崎さんのお薦めのお店は?」とデートの相手に聞かれることが多くなり、私が店を予約することが多くなりました。
当時、男友達にその件を愚痴るとよく言われたものです。「例えばワインが好き、とか言われてもどのレベルを指しているのか、川崎さんは解りづらい。カジュアルな店を予約したら笑われそうだし。」と。
私は飲めるならどこでも良いただのウワバミでしたが、社長と言う名刺が、良い店をいっぱい知っているように私を見せていたのでしょう。真面目な人程その傾向が強かったものです。素敵なお店へ自信を持ってエスコートしてくれたのはずっと年上の既婚&遊び人ばかりでした。
婚活中の男女も、相手のレベル感や常識が解りません。彼がその街を指定したのは謎ですが、このお店はどう?的なやり取りを、二人で歩きながらするつもりだったのかな?と好意的に見れば取れないではありません。(うちの夫はこれ派です。)
私の場合はそんなこんなを経て、天才的にノープランで店の予約ができない夫と出会ったのですが、結婚までトントン拍子に進んだのは、「私、本当は自分の行きたい店に行きたい派だったんだ・・・」と気付いたからです。気合入ったお店に連れてってくれる夫より、私が好きな店に文句言わないでついてきてくれる人がラクだから。
婚活は「自分の真の価値観を知る旅」だと私は思っています。人間関係が被っている訳ではないので「自分が大切にしている価値観」にそぐわなければすぐに「ごめんなさい」して大丈夫です。ただ、私のように、大切だと思っていたけど実は逆だったという価値観もあるので、会ってよく話し、フラットな状態で交流してみてくださいね。
(川崎貴子)