Question
結婚を急がなくても別にいいやと思っている一方で、結婚できなさそうだと思っていた知人らが結婚していく度に劣等感を抱いています。
彼女らの具体的な結婚話を聞くとそれだけでイライラして、お祝いの気持ちなんて正直全然持てません。
こんなふうに感じる自分がなにより醜くて、自分のことがどんどん嫌いになります。
(※投稿内容を一部、読みやすいように編集させていただいております。)
Answer
あなたの相談からは、「結婚できたら”あがり”」と思っていらっしゃる印象を受けました。
すこし理屈っぽい答えになるかもしれませんが、ひとつあなたに伝えたいのは「結婚はゴールではない」ということです。
結婚というものは将来の幸せを約束するものではありません。結婚は何の保障でもない。
僕は結婚は、他人と密に過ごすことで自分を知るためのいわば人生の修行のようなものだと思っています。
なので、僕も(あなたがおっしゃるように)結婚は急がなくていいと思うのです。
急いだ人から順番にうまくいくわけではない。
焦る気持ちがあると、あなたの目が曇るでしょうし、相手にもプレッシャーが伝わってうまくいきづらくなります。
急ぐ必要はないのですから、婚活自体を自分を知る機会と捉えて、面白がってやってみてほしいと思います。
結果を求めないでやってみると、意外とすぐ出会えたりするんですよね。
ちなみにその「すぐ」という時間も、急いでいるかいないか、あなたの性格がせっかちかそうでないかでも感じ方が変わるものです。
僕はあなたと直接お話ししたわけではないのでどういった方なのかはわかりませんが、コミュニケーションの癖を知るにはきっとi-color(あなたのタイプ診断)が助けになるでしょう。
いろいろな人間がいてそれぞれ個別の人生があるのですから、急がず諦めないで婚活してみてください。
(二村ヒトシ)